光州デザインビエンナーレについて
光州ビエンナーレが偶数年に開催されるのに対し、光州デザインビエンナーレは奇数年に開催されるデザイン展示会です。
光州ビエンナーレが主に純粋美術をテーマとしてきたのに対し、デザインビエンナーレはより実用的で生活に根ざしたデザインを主題としています。
第1回から第5回までは、(財)光州ビエンナーレが主催していました。
しかし、2014年に設置された「光州ビエンナーレ革新委員会」が、光州デザインビエンナーレを本体ビエンナーレから分離して運営する方針を決めたことにより、第6回からは光州デザイン振興院が主催を担当することになりました。「国への依存から脱却しよう」、「政治的な独立性を確保しよう」という論議の末の結論のようです。
その後、姜基汀(カン・ギジョン)光州市長の決断により、2024年4月24日から再び(財)光州ビエンナーレが運営主体となりました。これは議会の猛反対を市長が押し切った形です。
光州広域市の時期市長選挙が2026年6月3日に予定されていますので、選挙結果によっては、デザインビエンナーレの運営主体がまた変わる可能性もありますね。
これまでの光州デザインビエンナーレの変遷

日本からの出展は?
2013年に隈研吾が出展しています。
2025年に日本から出展したのは?

九州大学芸術工学部「糸で描いた地図」
テキスタイル・カトグラフィー(Textile Cartographies)は、繊維工芸を語るためのツールとして、全世界の人々が参加する研究プロジェクトです、APECVリサーチが主催しています。もっと詳しく
このプロジェクトには全世界で約6000人が参加し、九州大学デザイン学部戦略デザイン選考のDESIS-Q社会的デザインラボ所属の学生たちもこの一環として参加しています。


